「初めてチケットボードを利用するけど、どんな仕組みなの?」
「チケットボードってそもそも使いやすいの?」
とチケットボードを初めて利用する場合には、多くの疑問や不安がありますよね。そこで、多くのライブにチケットボードを利用し参戦している私が
- メリット
- デメリット
- 注意点
についてのリアルな意見をお伝えしていきます!
みだし
チケットボードを使ってみたメリット&デメリット
メリット | デメリット | |
① | 電子チケットって思っていたより簡単! | 携帯は1人1台必要 |
② | チケットボード先行で確率アップも!? | 携帯がないと入場できない |
③ | チケットボードでお得に | クーリングオフは不可 |
まずはデメリットで挙げた3つについての一言
①携帯は1人1台必要
チケットボードのユーザーIDは登録した携帯電話のメアドになります。なので、チケット1枚につき、1台の携帯が必要です。
電子チケットのみの公演の場合、携帯を持っていない子どもでも、携帯を1台用意しなければ入場できません。又、携帯がチケットボードに対応している機種かどうかの確認も必要です。
②携帯がないと入場できない
とても手軽で簡単な電子チケットですが、便利な反面、登録した携帯を紛失したり、盗難にあった場合でも、携帯がなければ入場はできません。
また、故障した場合や、充電切れも同様です。充電が切れた時、QRコードの場合は、画面に表示できないので入場できません。
チケットボード会員証の場合は、充電が切れた状態でもしばらくの間はそのままかざして入場することができますが、入場後に座席を携帯で確認することができません。会場に来る前に必ず充電はチェックしましょう。
③クーリングオフは不可
チケットボードで購入した電子チケットはクーリングオフができません。つまり、急用ができてコンサートに行けなくなった時でも、チケットの取替、変更、キャンセルができないのです。チケットの申込をする時には十分検討することが必要です。
と、正式にはなっていますが、チケットを無駄にするのはもったいないので知人に譲渡したいと誰もが思ってしまいますよね。(おすすめする方法ではないですが、QRコードなら画面を保存して転送する裏ワザが使えます。しかし、本人確認がある公演だと他人のQRコードでは入場できないので、自己責任の元で譲渡は行ってください。)
最近では公演によっては、チケットボードの定価トレードというシステムが使えることもあります。行けなくなったコンサートの電子チケットを譲りたい人と、買いたい人をサイト上でマッチングさせて、定価でトレードするものです。成立すれば、手数料は少しかかりますが、安心安全に取引できるので是非利用したいですね。
続いてメリットで挙げた3つについての一言
①電子チケットって思っていたより簡単!
チケットボードの最大のメリットは、とても手軽で簡単なことです。チケットボードでは、
- チケットボード会員証
- QRコード
のいずれかの電子チケットをダウンロードすることで携帯がチケットになります。
- チケットボード会員証
チケットボード会員証は、おサイフケータイ機能付の機種のみダウンロードできます。
チケットボード会員証は一度ダウンロードすれば、発券後なにもしなくても(同行者がいる場合は分配が必要ですが)、公演の度にダウンロードすることなく、機械に携帯をかざすだけで入場できます。
- QRコード
ダウンロードしたQRコードを表示させた画面を機械に読み取ってもらい入場します。紙チケットのように、わざわざコンビニに発券に行かなくてもいいのは楽ですよね。
また、同行者へチケットを分配するのも、「マイページ」→「チケットの選択/分配と確認」→「チケットの分配」と進み、同行者のメアドを入力して送信するだけ。同行者へメールで瞬時に分配できます。
②チケットボード先行で確率アップも!?
コンサートは最初にファンクラブ先行予約抽選があり、その後に各種プレイガイド先行予約抽選、最後に一般販売となります。
となると、一般販売ではなかなか抽選に当たらないことも。そんな入手困難なチケットも、チケットボード先行がある公演なら、一般販売よりも早く申し込みができ、抽選に当たるチャンスもその分多くなります。
そもそも、チケットボードからしかチケット購入ができないアーティストの公演も増えてきました。これは、入会しなきゃ損ですよね。
③チケットボードでお得になる!
紙チケットから電子チケットなったら、その分色々お金が掛かるんじゃない?なんて心配はしなくても大丈夫です。
チケットボードは、入会費、年会費、登録料は全部無料です。有効期限もありません。ダウンロード時に携帯の通信費はかかりますが、各携帯会社のパケット定額制サービスに加入していれば安心して利用できます。
分配というちょっと聞きなれない用語が出てきましたので、解説をしていきます。
チケットボードで「分配」するときの初心者が気を付けるべき注意点
コンサートは友人と一緒に参加したいという時には、チケットを複数枚申し込んだ時には、同行者へのチケット分配の手続が必要です。
同行者にもメールですぐに分配できて、操作も慣れれば簡単ですが、次の点には注意しましょう。
同行者もチケットボードに入会する必要がある
まずは、一緒にコンサートに行く予定の同行者に、チケットボードに入会してもらいましょう。
先に入会しているあなたが説明してあげると同行者も安心ですよね。入会した方にしかチケットの分配はできません。
迷惑メール対策に気を付ける
迷惑メール対策として、携帯でメールの拒否設定をしている方も多いと思います。しかし、チケットボードのチケット分配を受けるには、「@tickebo.jp」から送られるメールを受信できなければなりません。
前もって同行者へドメイン設定をお願いしておきましょう。
予定していた同行者が行けなくなったら?
申込時に同行者指定がない公演なら、他の人に分配が可能です。
チケットボードの「マイページ」にログインして、「チケットの選択/分配と確認」→「チケット分配キャンセル」から分配のキャンセルをしてください。
その後、再度新しい同行者へ分配ができます。但し、最初に分配した同行者が既にチケットボード会員証、または QRコードのダウンロードを行っていた場合は、すぐに分配キャンセルはできません。
同行者へ分配キャンセルの承諾メールが送られるので、同行者がこのメールに記載のリンクから分配のキャンセルに承諾した時点で分配キャンセルが完了となります。
また、定価トレードを行う公演の場合、定価トレード申込期間中に、行けなくなった同行者分のチケットを譲渡する申込をすれば、定価で正式にチケットの譲渡が出来ます。
正式ではありませんが、入場時に本人確認がない公演ならば、QRコードの画面を保存し、転送することで簡単に譲渡も可能です。状況に合わせて、譲渡する方法を選ぶことが大切です。
入場するときに初心者の注意点
チケットが当選して、ライブTシャツにグッズのタオルを持って、張り切って会場に着いたのに入場できない!?なんてことにならない為に、最後に次のことに注意してくださいね。
携帯は肌身離さず
電子チケットは、登録した携帯がなければ、どんな理由であれ入場できません。入場できずに泣いている人を私も実際に何人も見てきました。携帯の紛失、盗難にはくれぐれも気を付けてください!
さらに充電チェックは忘れずに。また、まれに入場時の本人確認が行われることがあります。念の為に身分証明書も持参しましょう。
ダウンロードは前日までに行っておく
チケットボード会員証も、QRコードも”事前”のダウンロードをしておきましょう!
当日の会場付近は電波が繋がりにくくなったり、チケットボードへのアクセスが集中し、ダウンロードができないこともあります。余裕をもって、前日までにダウンロードを済ませておくと安心です。
QRコードは画面コピーができるので、保存しておくと、すぐに表示できるのでおすすめですよ!
また、意外と知られていないことは”携帯の画面の状態”です。
特にQRコードは画面を機械で読み込むので、画面が割れていたり、のぞき見防止フィルムを貼っていると、うまく読み込まない場合があります。画面の明るさも暗いと反応しにくいこともあるので、確認しておきましょう。
まとめ
- チケットボードは、携帯の電源や画面割れ、ダウンロードなど、携帯に依存してしまうデメリットはある。注意点を事前に知っておく対策が必要。
- チケットボード操作や利用に慣れてしまえば紙より簡単になる。
始めのうちは使いづらいですが、慣れてしまえば紙チケットより簡単に感じます。事前のチェックをしっかりして、ストレスフリーでチケットボードを利用しましょう!
こちらでは、チケットボードのつまづくポイントをまとめています!